オリックス・金子が今季初登板も3回KO 満塁被弾含む6失点の乱調

オフに右肘手術で開幕間に合わず、初戦は3回7安打6失点で降板

 オリックスの金子千尋投手は23日、本拠地でのロッテ戦で今季初登板したが、満塁被弾を含む3回7安打6失点でKOされた。昨年、16勝5敗、防御率1.98の好成績で初のMVP、沢村賞を受賞した右腕は、オフに右肘を手術。開幕に間に合わず、この日が初登板となったが、乱調に終わった。

 金子は先頭の清田にいきなり四球を与える。続く岡田はセカンドゴロに打ち取るも1死二塁。しかし、角中をレフトフライ、クルーズは空振り三振でピンチを切り抜けた。

 しかし、2回につかまる。先頭の今江、デスパイネに連続ヒットを浴びると、福浦にライトへのツーベースを浴びて先制を許す。さらに、鈴木はセカンドへの内野安打で満塁。田村はサードゴロに打ち取ったものの、清田にはストレートをレフトスタンドへ運ばれ、痛恨の満塁弾を浴びて0-5とされた。

 さらに、続く3回には1死から今江にセンターのフェンス直撃の三塁打を浴びる。デスパイネはショートゴロに打ち取ったものの、福浦にはピッチャー返しの内野安打を浴び、さらに1点を奪われて0-6とされた。

 続く鈴木は投ゴロに打ち取ったものの、金子はこの回で降板。今季初登板は3回60球を投げ、7安打6失点、1奪三振1四球に終わった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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