田中将大がブルペンで31球 28日のリハビリ登板後にメジャー復帰も

スピード復帰へ「もう1度リハビリ登板することなくローテーションに加われるだろう」

 右手首の炎症と前腕部の張りで故障者リスト(DL)入りしているヤンキースの田中将大投手が24日(日本時間25日)、2度目のリハビリ登板に向けてブルペンで31球を投げたことをニュージャージ州最大のニュースサイト「nj.com」が報じている。

 田中は27日(同28日)に傘下3Aスクラントンでポータケット戦に登板する予定。65球を目処に投げる予定となっている。21日(同22日)には3Aダーラム戦でDL入り後初のリハビリ登板に臨み、3回41球を投げて2安打無失点、2奪三振、無四球と好投していた。

 ジラルディ監督は、投球内容や登板後の状態次第では、3度目のリハビリ登板なしでメジャーにスピード復帰させることを示唆。22日(同23日)の時点で、その可能性について「もちろんある」と話していた。

 米メディアは、田中の復帰が6月1日(同2日)からのマリナーズ3連戦になると予想。「nj.com」の記事でも「田中が自分自身で力強さを感じ、もし水曜日の投球が良くてコーチが彼を必要としたら、もう1度リハビリ登板することなくビッグリーグのローテーションに加われるだろうと話した」としている。

 田中は今季、負傷離脱するまで2勝1敗、防御率3.22の成績を残していた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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