26日から始まる2015年セ・パ交流戦 気になる10個の注目ポイントは?

3度目Vを目指す巨人、ロッテ清田の打撃にも注目

☆巨人、好調投手陣で3度目のVなるか

 過去セ・リーグで唯一、優勝しているのが巨人。今年は交流戦までDeNAに次ぐリーグ2位だが、開幕時より戦力が整ってきた。何よりも先発投手陣が強力。6勝の高木勇人、5勝の菅野、ポレダ、杉内が好調。DH制を使えば阿部が入り、捕手には相川と打線の厚みも増す。優勝候補の筆頭である。

☆ソフト松坂大輔、交流戦中の復帰はあるか

 右肩筋疲労からまだ1軍登板のないソフトバンク・松坂大輔投手。20日のウエスタンリーグ・オリックス戦から中3日で24日の広島戦でリリーフ登板する予定だったが、直前で回避。交流戦中の復帰の可能性はゼロではないが、極めて厳しい状況になっている。果たして登板はあるのか。他の先発投手も好調とあり、枠があくかは微妙な問題もファンは復帰を待ちわびている。

☆ロッテ・清田が既定に到達間近。この勢いはどこまで続くか

 5月9日の西武戦から7試合連続マルチヒット、11試合連続安打と当たりが止まらないロッテの清田。好調のまま交流戦へ入る。打率は規定に到達していないが、3割5分5厘。交流戦中にも規定に到達するとみられ、一気にパの上位に入ってくる可能性がある。データ量の多いパ投手陣が抑えられなかったことを見ると、セの投手も苦戦しそうだ。なお現在のパ首位打者はソフトバンク柳田で3割5分6厘。2位は西武秋山の3割4分7厘となっている。

☆楽天・松井裕樹、DeNA山崎康晃の若き新守護神対決

 今季から守護神になった2年目の楽天の19歳松井裕樹、大卒新人のDeNA山崎康晃が奮闘している。違うリーグの打者相手にこれまで通りの投球ができるかに注目。山崎は24日の阪神戦で上本の頭部に死球を当てて、危険球退場となっており、今後のメンタル面の回復、その壁をどう乗り越えていくか。成長する姿にも期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY