マーリンズがまたも“お家騒動” サインミスで配置転換!?

負のスパイラルが続くマーリンズ

 同局電子版ではバトラー氏の実績も紹介。現役時代にインディアンス、ドジャース、ジャイアンツなどで活躍し、ダイヤモンドバックス傘下の3Aで5年間監督を務めたことにも触れ、がんを克服した過去を持つ同氏について「病魔を乗り越え、いつの日かメジャーで監督を務めることを期待されるほどの、敬意を集めているコーチの一人となった」と言及。一方でゴフ氏に関してはジェニングス新監督同様にフロントからの転向組であることを伝えている。

 さらに今回、解任の可能性も出ていたというバトラー氏が最終的に配置換えとなったことに関して、「もしも、バトラーがとんでもない能力不足を露呈したとしたら、彼がスタッフとして残留するのはすごく収まりが悪い感じがする。監督の最高補佐であるベンチコーチと対立しているのであれば、間違った人間を留めていることになる。奇妙でぎこちない。実にマーリンズらしい」とし、混沌とした人事を揶揄している。

 ジェニングス政権となって以降、マーリンズは26日(日本時間27日)時点で2勝7敗と、レドモンド前監督時代よりも勝率を下げている。イチロー自身は9試合2試合に先発し、いずれもマルチヒットを記録する一方、2試合で出番なしに終わっている。

 プレーオフ進出を目標に掲げ、オフに大型補強を進めたマーリンズだが、思うように負のスパイラルから抜け出せないようだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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