打線爆発のジ軍 “切り込み隊長”青木宣親の覚醒に指揮官も「ノリすら脅威」

ボウチー監督「このラインアップは脅威。ノリすらも脅威」

 5月中旬に打撃の不振から1番打者の役割を一時解いたボウチー監督は、覚醒するリードオフマンを称賛。「このラインアップには数多くの脅威が存在する。ノリすらも脅威と化している」。ここ5年間で3度ワールドシリーズ優勝を成し遂げている名将は記事の中で青木を高く評価している。

 これで打率はリーグ7位の.320に上昇。出塁率も.396という素晴らしい成績で、リーグ9位となっている。

 ジャイアンツ打線は青木を筆頭に、ラインアップに3割超えが5人。この日出場した野手の中では、休養となったパガンの代わりに先発したブランコの打率.271が最も低い数字だった。

 傘下の3Aサクラメント行きとなった元楽天のケーシー・マギー内野手の代わりに、サードのレギュラーとなった24歳の新鋭マット・ダフィーも今季打率.300で3本塁打と活躍。記事の中で、指揮官は「我々の打線には流れがあるし、長打も出ている。そしてダフィーも、みんなが考える以上に強打者だ」とコメントし、打線に自信をのぞかせている。

 この日先発したバムガーナーも今季ドジャースの左腕カーショーから本塁打を放つなど、メジャーの投手として屈指の強打者として有名。4番のポージーにヒットが出なかったものの、計10安打で6点を奪った。

 ここ10試合で8勝2敗と絶好調の昨季覇者。青木も切り込み隊長として強烈な存在感を放っている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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