混乱続くマーリンズに衝撃プランのススメ 次期監督候補にAロッド!?

オルニー記者がAロッドを次期監督に推薦する理由とは?

 禁止薬物使用問題で昨年は1年間の出場停止処分を受け、今季から復帰したAロッド。一連のスキャンダルでイメージを落としたかつてのスーパースターだが、スプリングキャンプ前からファンへの謝罪文を発表。その後も模範的な言動が多く、肝心の打撃でも打率2割7分6厘、11本塁打、26打点という活躍を見せている。アウエーでは大ブーイングを受けているが、ヤンキースタジアムのファンからは拍手と大歓声を取り戻した。

 27日(日本時間28日)のロイヤルズ戦では3ランホームランを放ち、通算打点を1995に伸ばした。MLBが契約するシンクタンク「エリアス・スポーツ・ビュロー」によると、ルー・ゲーリックを抜いてMLB史上3位の打点記録となっている。

 センセーショナルな人選だが、オルニー記者は「ここで明確にしておくが、ロドリゲスはマーリンズに良く適合するだろうが、おそらくマーリンズのみでもある」と監督人事などで迷走を続けるマイアミの球団専用の人選であると強調している。

 記事では、6つの推薦理由が挙げられている。

(1)Aロッドは野球を熟知している。
(2)選手らの信頼の高さ
(3)若手育成能力の高さ
(4)地元出身
(5)禁止薬物使用者もメジャーで指導者として活躍中
(6)2016年シーズンのAロッド監督就任にヤンキースが協力する可能性も

 (1)について、Aロッドは様々な状況を経験し、選手についても知識を持ち、他の選手も観察している野球好きだとオルニー記者は説明。引退後、球団での仕事がなければ、テレビ解説者になる可能性もあるというが、ベースボールに関する造詣の深さが指導者への適性の1つだと分析している。

 (2)についても、ほとんどの選手は、Aロッドの能力の高さ、さまざまな記録を残すに至るまでの努力を理解していると指摘。同様の疑惑が持たれたバリー・ボンズは1990年代から2000年頃に史上最高の選手と同僚から見なされており、Aロッドも同様の評価を業界内で手にするのでは、としている。12年にホワイトソックス監督に就任したロビン・ベンチュラ氏のように現役引退後、そのまま監督に就任するという例は少なくないために、Aロッドも資格十分だという。

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