来日初勝利マイコラス「これから何勝も」 アンダーソンは3度「サイコー!」

8回零封で6戦目にして来日初勝利、「自信を失わないようにと思っていた」

 巨人が28日、本拠地での西武戦に4-1と快勝した。投げては先発のマイコラスが、8回123球を投げ5安打無失点、10奪三振の好投で6戦目にして来日初勝利。打っては2回にアンダーソンの先制ソロ、4回には高橋由と片岡のタイムリーで得点を加算し、危なげなく勝利した。

 試合後のお立ち台には、好投のマイコラスと先制アーチのアンダーソンが上がった。来日初勝利について問われたマイコラスは「初勝利は非常に嬉しいです。これから何勝もするうちの、最初の勝利になると思います」と、6試合目の登板でようやく手にした白星に胸をなで下ろしていた。

 試合後、9回を抑えた沢村からウイニングボールを受け取ったことについて「沢村投手は非常にいいチームメイトです。直接もらうことができて嬉しいです」と笑みを浮かべた。

 前回登板の阪神戦では8回途中まで1失点ながら、降板後にチームが同点に追いつかれ、初白星を逃していたマイコラス。この日は8回123球を投げきった。8回は2死から栗山を迎え、12球を要する白熱した勝負に。最後はレフトフライに仕留め「栗山選手はいい打席の内容だったんですけど、何とか抑えようという気持ちで、その通りになって良かったです」と振り返った。

 過去5試合の登板で勝利できなかったが「ピッチングコーチ、監督に色々助言をもらいまして、聞きながら、同時に自分に対する自信を失わないようにと思っていました」。周囲の協力がこの日の好投に繋がった。

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