地元メディアがヤ軍「移籍悔いなし6選手」を特集、イチローの名前も

イチロー以外に挙げられた選手は…

 イチローは現在46試合に出場し、現在打率2割8分8厘。今季は“野球の神様”ベーブ・ルースの通算安打記録を抜くなど新天地で結果を出している。それでも記事では、イチローの長打が本塁打1本、三塁打1本の2本である点と残留した場合にジョーンズの獲得やヒースコットのメジャー昇格に影響を与えていた可能性を挙げ、その移籍を「後悔しない」としている。

 一方でマーリンズは借金12でナ・リーグ東地区最下位に低迷し、すでに指揮官が交代するなど混乱もあったものの、イチロー自身はファンやチームメイトから愛情と敬意を注がれており、ヤンキースを離れたことに後悔はなさそうだ。

 また特集では、「移籍を後悔しない」選手の2番目以降に、FAでドジャースに移籍したブランドン・マッカーシー投手、トレードでパドレスに移ったショーン・ケリー投手、ドジャースで今季1試合の登板にとどまっているデビッド・ハフ投手、イチローと同じくマーリンズに移籍したプレストン・クレイボーン投手、楽天に入団したゼラス・ウイーラー内野手を挙げている。

 トミー・ジョン手術を受け、今季絶望となったマッカーシーについて「過去に肘の問題を抱えたことはなかったが、ヤンキースは怪我がちの先発投手に重い投資をせずに正解だった」と厳しく指摘するなど、特集では6選手に関して手厳しい記述が並んでいる。

 一方で今回の特集では、広島に移籍した黒田博樹投手やマーリンズに移籍したマーティン・プラド内野手、タイガースに移籍したシェーン・グリーン投手らは「後悔しないリスト」に入っていない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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