未だ白星なしも、和田毅に賛辞並ぶ 「ドクターK」「衝撃的」「幻惑的な投球」

ロイヤルズ戦で6回途中1失点の好投、今季初勝利はおあずけも「防御率2.30は感銘的」

 カブスの和田毅投手が5月31日(日本時間1日)、本拠地でのロイヤルズ戦に先発し、5回2/3を2安打1失点4奪三振と好投した。チームは延長11回の末に2-1で勝利。和田自身には3試合連続で勝敗がつかなかったが、地元メディアは日本人左腕の今季3試合のピッチングを「ドクターK」と呼ぶなど高く評価している。

 ESPNは速報で「和田は今季3試合先発で未だ痕跡を見せることができていないが、彼の防御率2.30は感銘的だ。過去3試合は勝敗がつかずに終わっている。今季故障者リストで開幕を迎えた後、左腕はここまでのところ、ローテーションの一角に余裕で入っている」と評している。

 開幕時に先発ローテーションに入っていたトラビス・ウッドがブルペンに組み込まれ、左太もも裏の故障で故障者リスト(DL)入りしていた和田が先発5番手に昇格。3試合で15回2/3を投げ、自責点は4。19奪三振5四球で防御率2.30と優秀な成績を残している。

 速報では「デビュー戦は69球、前回登板は83球で、この日は96球を投げた。5月20日の今季初登板のパドレス戦では打者9人を三振に仕留め、その後の2試合では1失点ずつに留まっている」として、順調に球数も増やしてきたことも指摘している。

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