未だ白星なしも、和田毅に賛辞並ぶ 「ドクターK」「衝撃的」「幻惑的な投球」

地元テレビの解説者は投球フォーム絶賛、「実に効果的。腕の振りが速く、フォームもコンパクト」

 この日、地元シカゴでテレビ中継を行った「ABCテレビシカゴ」の解説者も「ファストボールの球速は80マイル後半なんですが、投球フォームが実に効果的です。腕の振りが速くて、フォームもコンパクト。幻惑的な投球です。いいチェンジアップ。カットの動きを見せるファストボール。時に投げるカーブもいいですね」と絶賛していた。

 初回にロイヤルズの3番打者ケーンを三振に切って取った和田に対し、実況は「和田は最初の10イニング(2試合)で15奪三振です。最初のサンディエゴでは9奪三振でした。ドクターK!」と絶叫。かつてメジャーで活躍した野茂英雄氏の異名でもあった「ドクターK」と称されるほどだった。

「和田は衝撃的でした。今年は3試合先発で際立ったピッチングです」

 降板後もこう絶賛された和田。勝敗のつかない不運な展開が続いているが、今季、プレーオフ進出を狙うカブスでその実力はしっかりと認められている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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