イチローの打撃技術を現地解説者が称賛 「ヒットを打つ方法は感銘的」

メジャー通算2881安打で歴代単独39位浮上、鮮やか流し打ちに「どんなボールを投げられようが関係ない」

 マーリンズのイチロー外野手は11日(日本時間12日)、本拠地でのロッキーズ戦に代打で出場し、左前打を放った。メジャー通算2881安打として、並んでいたフランキー・フリッシュを抜いて歴代単独39位に浮上。そのレジェンドの華麗な流し打ちが地元メディアから絶賛されている。チームは6-0で快勝し、連敗を「3」で止めた。

 イチローは6点リードの8回、先頭打者として先発右腕フェルプスの代打で登場した。相手は、この回からマウンドに上がったホーキンス。42歳の現役最年長投手が投じた92マイル(約148キロ)の直球に、41歳の現役最年長野手は華麗な流し打ちで対抗した。

 三塁線を破り、レフト前に運ぶと、マーリンズの地元マイアミで試合を中継していた「FOXスポーツ・フロリダ」の解説者は、メジャーの歴史でまた1つ階段を上がったイチローの打撃をこう評した。

「彼のヒットを打つ方法は本当に感銘的です。彼の腕の使い方、そして、目と腕を連動させる能力は驚くべきものです。41歳ですよね。いつでも好きなところに打球を打てます。どんなボールを投げられようが関係ありません」

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