青木宣親が刻むハイレベルな数字 初のオールスター出場にふさわしいワケ

13日のダイヤモンドバックス戦もスタメン、“苦手”の本拠地で“得意”の相手に結果を残せるか

 ダイヤモンドバックス戦から本拠地での5連戦が控えているが、好調を維持するためには、ここでの出来が1つの鍵となりそうだ。敵地ではメジャートップとなる打率4割1分8厘を誇る青木だが、本拠地では打率2割6分1厘と数字が大幅に下がる。

 一方で、ダイヤモンドバックス戦での成績は、通算打率3割4分3厘、1本塁打、9打点と得意にする相手。今季も、33打数11安打の打率3割3分3厘と好成績を残している。初戦は定位置の「1番・レフト」でスタメン出場するが、幸先のいいスタートを切りたいところだ。

 この日、ジャイアンツは、正右翼手のペンスが左手首の腱炎からの回復が遅れていることを受け、右翼手を15日の故障者リスト(DL)に入れたことを発表。オープン戦で死球を受けて左前腕部を骨折し、開幕に出遅れていた主砲が、またも離脱した。同じ外野手の青木らにかかる負担は大きくなる。最近8試合で打率4割8分6厘と絶好調のリードオフマンが、ジャイアンツでキーマンとなることは間違いない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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