ロッテ4連勝で交流戦勝ち越し決定 決勝三塁打の井口「期待に応えたかった」

井口が代打で決勝打、「強い打球を打つことだけを考えた」

 ロッテが15日、敵地ヤクルト戦で6-2で勝利し、4連勝をマークした。先発の涌井が初回と3回に1点ずつ奪われるも、5回に代打・サブローの1号ソロなどで2点を奪い、同点に。7回には2死一、二塁で、代打・井口がフェンス直撃の2点三塁打を放ち、勝ち越しに成功した。その後、2点を追加し、交流戦10勝8敗で勝ち越しが決定。パ・リーグでも31勝31敗とし、借金を返済した。

 試合後、ヒーローインタビューに答えた井口は「チャンスの場面で使ってもらった。何とか期待に応えたかった」と話し、相手4番手のオンドルセクが投じた低めのカットボールを捉えた場面を「強い打球を打つことだけを考えて、裏でずっとタイミングを合わせていたんで、いい形で打てた」と振り返った。

 勝負強いバッティングでチームを4連勝へと導いた40歳は「そういうチャンスをもらえれば、これからもどんどん打ちたいと思う。今日で交流戦最終だったんですけど、いい形で終われますし、これからまたペナントレースに戻るので、しっかりと戦っていきたい」と気持ちを新たにした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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