イチローの去就に影響は? GMから転身のマーリンズ監督が来季も続投か

起用法が全監督時代から変化したイチローはどうなる?

 また、チームには今後、巻き返しを図る材料も存在するという。

 故障で崩壊していたローテーション投手たちが戻り、駒が揃いつつあるマーリンズはマット・レイトス投手がすでに故障から復帰し、ロッキーズ戦で好投。勝利投手となった。記事では、ジャレッド・コサート投手も傘下3Aでのリハビリ登板を済ませ、来週に復帰する見通しであることもリポート。そして、若きエースのホセ・フェルナンデス投手がトミー・ジョン手術から復活し、7月2日のジャイアンツ戦で登板することも決まっている。

 さらに野手では大砲のマイケル・モース内野手も右薬指の故障から復調傾向にあるようだ。

 記事では、チームの目標について、オールスターまでに出来るだけ勝率5割に近づけ、先発ローテーションの故障者を復帰させることで、現在の先発陣をブルペン強化のために充てることだとも報じている。

 マーリンズに少しでも反転攻勢の狼煙が上がるとすれば、それはGM監督続投の兆しとなる。15日のヤンキース戦に「2番・センター」で先発し、田中将大投手から4打数2安打と活躍したイチロー外野手の来季去就にも影響を与えそうだ。

 イチローは、レドモンド監督時代には代打中心ながら全38試合に出場した。一方、ジェニングス監督になってからは出場機会なしが4試合。先発しても、投手を交代させる際の「ダブルスイッチ」でベンチに下がる試合が増えた。この起用法をイチローがどう考えているかも、ポイントの1つになってくるかもしれない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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