青木宣親、球宴中間発表で外野3位浮上 「スーパースターより上位は驚き」

スタントンを抜き3位浮上、「この票はどこから来たのか?」

 2015年のMLBオールスター戦(7月14日・シンシナティ)ファン投票のナ・リーグ第4回中間結果発表で、ジャイアンツの青木宣親が外野手部門で選出圏内の3位に入った。前回発表で3位だったマーリンズ主砲、ジャンカルロ・スタントンとの約5万票差を一気に逆転し、自身初のメジャーオールスター出場に大きく近づいたが、スーパースター揃いのナ・リーグ外野陣で青木が躍進した“サプライズ”を米国メディアも取り上げている。

 地元テレビ局「CBSスポーツ」は「ナ・リーグのオールスター投票アップデート。ノリ・アオキが先発に上昇」と特集している。

 前回発表まで4位だった青木は、299万5899票まで躍進。約5万票差で追っていたスタントンを抜き去り、逆に7万票の差をつけた。これに対して、特集ではこんな見方をしている。

「少し粗探しもできるけれど、全体的にはとても素晴らしいラインナップだ。そして、ジャンカルロ・スタントン、アンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)、ジャスティン・アップトン(パドレス)、ジョク・ペダーソン(ドジャース)らの代わりにノリ・アオキが3位で外野手の最後のスポットに入った。この票はどこから来たのか?

 ジャイアンツファンかもしれないが、彼らはブランドン・クロフォードの順位をジョニー・ペラルタより上位にすることができていないし、バスター・ポージーはギリギリでヤディア・モリーナより上にいるだけ。アオキが去年、ロイヤルズでプレーしていたことを考えれば、点と点と繋げることは容易だと思う」

 メジャーを代表するスラッガーらを差し置き、先発メンバー入りとなる3位に青木が到達したことについて、こう考察を進めている。

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