岩隈久志が2度目のリハビリ登板で4回無失点 「要所を締めていた」

登板後にはブルペンで調整、「メカニックスの部分で取り組まなければいけないことがあった」

 右広背筋の炎症で故障者リスト(DL)入りしているマリナーズの岩隈久志投手が25日(日本時間26日)、傘下3Aタコマでリハビリ登板のマウンドに上がった。4回3安打無失点4奪三振1四球で、試合後にはブルペンで投げ込みを行ったことをMLB公式サイトが報じている。

 岩隈は20日に1Aエベレットで負傷後初の実戦マウンドに上がっており、これが2度目のリハビリ登板。記事によると、中4日でのピッチングとなったこの日は68球を投げ、ストライクは47球だったという。

 記事では、登板後の岩隈のコメントを紹介。右腕はマウンドでの投球について、こう語ったという。

「メカニックスの部分で取り組まなければいけないことがいくつかあったけれど、低めにボールを抑えることができた。皆さんもご覧になった通り、何球が高めに浮いてしまったけれど、全体的にはいい腕の振りができていたし、振れていたと思う。いい方向に向かっていると思います」

 さらに、取材に対して降板後にブルペンで投球を行った意図についても明かしている。

「ファストボールとスプリットに関して、体が開いてしまう。腕が先に出てしまうので、そこを今日は修正しなければいけなかった」とした上で、「ご存知のように、僕はパワーピッチャーではありません。もっと頑張って、もっとキレのいい速球を投げるようにしないといけない。スピードに関しては心配していません。88~91マイル(約142~147キロ)は自分にとってはいつものことなので」と話したという。

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