前回登板で左肩痙攣の和田毅、28日の先発を緊急回避へ

3Aから昇格の投手がスポット登板、指揮官は1試合のスキップと語る

 カブスの和田毅投手が、先発予定となっている27日(日本時間28日)のカージナルス戦の登板を緊急回避すると球団が発表した。代わりに傘下3Aアイオワから右腕ドン・ローチ投手がコールアップされ、スポット登板する。

 和田は22日(同23日)のドジャース戦に先発したが、3回途中で左肩の痙攣を訴え、マウンドを降りた。ドジャース戦直後には軽症を強調していたジョー・マドン監督だが、和田はまだ100パーセントの状態ではないため、ローチの昇格を決断したと複数の地元メディアが伝えている。

 米CBSスポーツ(電子版)は「カブスの先発投手、ツヨシ・ワダは負傷のため土曜日(27日)には先発しない」との見出しでレポート。また、ESPNのジェシ・ロジャース記者はツイッターで「カブスはドン・ローチが明日(27日)先発すると公にした。ワダが次の先発マウンドに上がる望みはある」と報告している。

 ロジャース記者によると、この日、カージナルスの本拠地ブッシュスタジアムの外野で遠投を行った和田の肩に故障などは見られず、指揮官は現時点で、1試合のスキップと語っているという。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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