マリナーズ歴代新人トップ15に日本人4人 イチローは「明らかに史上最高」

イチローは「“初心者”ではなかった」

 マーリンズのイチロー外野手が1977年球団創設のマリナーズで史上最高のルーキーに選出されている。地元メディア「シアトル・ポスト・インテリジェンサー」が、「マイク・モンゴメリーとシアトル・マリナーズの歴史上、15のベストルーキーシーズン」との見出しで特集記事を掲載。イチローを筆頭に、日本人4選手が選出されている。

 マリナーズでは今季、ルーキー左腕モンゴメリーが活躍中。ここまで6試合に登板し、3勝2敗、防御率1.62と好成績を残している。これを受けた「シアトル・ポスト・インテリジェンサー」の特集で、イチローは「明らかに史上最高のルーキー」と絶賛されている。

 イチローはオリックスからポスティングシステムでマリナーズに移籍。ルーキーイヤーの2001年シーズンは、いずれもリーグトップの打率3割5分、56盗塁をマーク。リードオフマンに率いられたチームはメジャータイ記録のシーズン116勝を挙げ、ア・リーグ西地区を制覇した。イチローはMLB史上2人目となる新人王とMVPのダブル受賞を果たしている。

 特集では、イチローはベストルーキーランキングの1位に選出した上で、こう絶賛している。

「確かに、スズキは2001年に27歳で日本からシアトルに移籍したため、他の多くのルーキーのように新米ではなかった。シアトル史上最高の選手ではないかもしれないが、明らかに史上最高のルーキーだ。

 スズキはその年、116勝を挙げたマリナーズにおいて、打席数、ヒット数、盗塁数でメジャートップに立ち、アメリカン・リーグ最高の打率3割5分を記録した。とてもたくさんの賞を受賞したことも不思議ではなかった」

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