田中将大、3試合ぶりQSで「向上」も…地元メディア「エースではない」

投球内容については「向上」

 記事では、96球中ストライクが69球で序盤の速球が93~94マイル(150~151キロ)、その後、91~92マイル(146~148キロ)に落ち着き、1度95マイル(153キロ)を計測したことも紹介。「過去2試合の先発はとんでもないものだった。10イニングを投げ、13失点(自責11)」とも報じ、この日の投球については「向上」としている。

 また、地元紙ニューヨーク・デイリーニューズも速報で「タナカに対する警報はこのパフォーマンスで鳴り止むことはなかった。彼は過去2試合の先発で10イニングで13失点(自責11)で、よく言っても二流というところだった。今回6イニングで3失点を喫したが、彼の決め球であるスプリットはコントロール不足から裏切られた」と厳しい論調で報じている。

 田中はこの日の3失点で防御率3・94に。2試合連続の大炎上で失いかけている「エース」の信頼を取り戻すためにも、1試合1試合、粘り強く投げ続けていくしかない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY