岩隈久志もマリナーズの放出候補? NY地元紙が方針転換の可能性を指摘

2年連続の積極補強も低迷するマリナーズ

 右広背筋の炎症で故障者リストに入っているマリナーズの岩隈久志投手が7月末のトレード期限までに放出される可能性があると、ニューヨークの地元紙「ニューヨーク・ポスト」が報じている。

 昨年惜しくもプレーオフ進出を逃したマリナーズは2年連続の積極補強に打って出た。2013年にヤンキースからロビンソン・カノ二塁手と総額2億4000万ドルの10年契約を結び、今季開幕前にはスラッガー、ネルソン・クルーズ外野手と総額6800万ドルの複数年契約を結んだ。さらにはオースティン・ジャクソン外野手、マーク・トランボ外野手、セス・スミス外野手、リッキー・ウィークス外野手を次々に獲得した。

 しかし、今季ここまで低調な成績で、記事では2日時点の1試合平均得点3・42がメジャーワースト2位、球団史上ワースト2位というデータも紹介。「マリナーズは出塁できない。出塁率.293はメジャー最悪の成績だ」と言及している。現在マーリンズで30打席連続ノーヒット中でマリナーズの英雄でもあるイチロー外野手の2012年シーズン以来となる復帰の可能性を、地元メディアも報じたほど。マリナーズ打線は大きな問題を抱えている。

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