ダイハード打線超えも ホークスに30発トリオ&100打点カルテット誕生なるか

早くも4選手が50打点超えの鷹打線、2003年の“100打点カルテット”に匹敵する破壊力

 ソフトバンク打線の好調が続いている。75試合を終えて、チーム打率.274、351得点は12球団トップ。2位の日本ハムに4・5ゲーム差をつけて首位を快走している。

 強力打線の勢いを、7月5日のオリックス戦(ほっともっと神戸)でも感じさせた。5回にオリックスのエース金子千尋に猛攻を浴びせてKOし、打者13人で一挙9得点のビッグイニングを作った。1イニング9得点は、1イニングの今季最多得点だった。

 無死満塁のチャンスを作ると、工藤公康監督は思い切って、正捕手の細川亨に代えて代打。高田知季を起用。高田が粘った末に押し出し四球を選ぶと、そこから明石健志の逆転2点適時打、柳田悠岐の右前適時打など、5本の長短打で大量得点を奪った。

 一度火を点けると、止めることが難しいホークス打線。現在、打撃10傑には、首位打者の柳田を筆頭に、中村晃、李大浩、松田宣浩、内川聖一と5人がランクインしている。このソフトバンク打線。史上最強と言われた「ダイハード打線」の愛称で呼ばれていた2003年の打線に匹敵する破壊力を感じさせる。

 今季のホークス打線と、ダイハード打線の中軸を比較すると、このようになる。

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