ダイハード打線超えも ホークスに30発トリオ&100打点カルテット誕生なるか

「30発トリオ」「100打点カルテット」「3割クインテット」が同時誕生も

【2003年】
3番 井口.340 27本 109打点
4番 松中.324 30本 123打点
5番 城島.330 34本 119打点
6番 バルデス.311 26本 104打点
7番 ズレータ.266 13本 43打点

【2015年】
3番 柳田.3794 17本 51打点
4番 内川.305  7本 50打点
5番 李大浩.323 17本 53点
6番 松田.313 21本 57打点
7番 中村晃.3307 1本 21打点

 今季の打線の強みは、3番から下位の7番まで全員が3割を超えている点、そして既に3~6番まで4人の打点が50を超えている点にある。「ダイハード打線」は3番の井口資仁から6番のペドロ・バルデスまでの「100打点カルテット」が看板だったが、柳田、内川、李大浩、松田は、これを達成する可能性を十分に感じさせている。

 さらには、ここまで柳田と李大浩が32本ペース、松田が40本ペース。今季から新設されたホームランテラスの後押しもあって、03年は達成できなかった「30発トリオ」の誕生も期待出来る。

 03年は1番の村松有人(.324)と8番の柴原洋(.333)も3割をマーク。3割打者が6人いた(しかも、6人全員が規定打席に到達し、打率10傑に入っていた)のは、驚くべき点ではあるが、今季はダイハード打線でも成し遂げられなかった「30発トリオ」「100打点カルテット」「3割クインテット」が同時誕生するかもしれない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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