ソフトバンク、貯金を「21」に 川島「足元もちょっとふらふらというか…」

7回に値千金の逆転2点タイムリー三塁打、川島「無我夢中で打った結果」

 ソフトバンクが11日、QVCマリンで行われたロッテ戦に5-3で勝利。中盤まで無得点に抑えられていたが、7回に一挙5得点と爆発した。

 逆転の一打は代打で出場した伏兵だった。6回までロッテ先発・涌井に苦戦し、0-3で迎えた7回、2死を簡単に取られるも、そこから打線がつながった。

 松田の四球から、2死満塁とすると明石が押し出し死球で1点を返す。さらに相手の暴投で2-3と迫ると、打席には代打・川島が入った。

 お立ち台で「めちゃくちゃ緊張しました」と打席の心境を明かした川島。「無我夢中で打った結果。日ごろの練習の成果が出ました。足元もちょっとふらふらというか……ちょっとビビッていましたけど……」とおどけながら振り返った打球はライトへの2点タイムリー三塁打。これで4-3と逆転に成功。

 さらにこの回1点を追加し、5-3とすると、7回は寺原、8回は五十嵐、最終回はサファテが無失点で締めた。これでソフトバンクは2連勝。貯金を今季最多の「21」とした。

 殊勲の一打にも「これからも油断することなくいい結果を求めていきたい」と話した川島。「これからもチームメイトと一緒に優勝目指してがんばります」と、積み上がった貯金をさらに増やす構えだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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