驚異の打撃、“四球増&三振減”に見るソフトバンク柳田悠岐の進化

昨季から更なる進化を遂げた要因は…

 どこまで打ち続けるのか。ソフトバンクの柳田悠岐のバットが止まらない。

 11日のロッテ戦(QVC)。先発・涌井秀章の前に、味方打線が苦しむ中、1人気を吐いて2安打を放つと、逆転に成功した7回2死一、三塁では、左腕の藤岡貴裕から右前へと鋭い当たりを放ち、試合を決定づける適時打を放った。

 6月20日の日本ハム戦(ヤフオクD)以来、13試合ぶりの猛打賞。翌12日のロッテ戦ではヒットが出なかったものの、いまだ.374と高打率をキープし、西武・秋山翔吾と史上稀に見るハイレベルな首位打者争いを繰り広げている。12日時点では.387とした獅子のリードオフマンに離されたが、その差を詰めていく可能性も十分残されている。

 シーズン200安打超えペースでヒットを量産している背番号9。524打数166安打、打率3割1分7厘をマークした昨季から、更なる進化を遂げたのは、ナゼか。ここまでの成績から探ってみたい。

 打率や安打数、本塁打数に自然と注目が集まるが、四球の多さも特筆すべきポイントだ。

 79試合を終えて、44四球。これは、西武・中村剛也や日本ハム・中田翔ら並み居る強打者を上回り、パ・リーグトップの数字だ(ちなみに10死球もリーグトップ)。シーズン80四球ペースに迫り、昨季の77四球を上回っている。ここまで好調だと、シーズンが佳境に差し掛かる終盤にかけて勝負を避けられるシーンも考えられ、四球数は更に増える可能性もある。

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