6勝目の田中将大にNYメディアは苦言 2被弾に「リードをすぐ吐き出した」

3戦連続QSも…、「堅実だったが、目覚ましいほどではなかった」

 ヤンキースの田中将大投手は17日(日本時間18日)、後半戦初戦の本拠地マリナーズ戦で7回5安打3失点7奪三振2四球と力投し、6勝目(3敗)を挙げた。シーガーに2打席連続ホームランを浴びながら、3試合連続となるクオリティースタート(QS、6回以上を自責3以内)でゲームを作り、ヤンキースは4-3で後半戦白星スタート。しかし、地元メディアは右腕に苦言を呈している。

 米ESPNは速報で「田中の物語」との小見出しをつけ、投球内容を伝えた。

「マサヒロ・タナカは堅実だったが、目覚ましいほどではなかった。おそらく彼に対する期待値ゆえだろう。タナカは5安打3失点、7奪三振2四球で7イニングを投げた」

 7年総額1億5500万ドルの超大型契約で楽天から加入し、昨季前半戦は目覚ましいピッチングでサイ・ヤング賞の有力候補とまで称えられた右腕に対する期待値の高さから、高評価にはならないと指摘している。

「ヤンキースは2度、タナカにリードを与えたが、彼はすぐさま吐き出した。どちらもカイル・シーガーがタナカを攻略した。2回には同点となるソロ弾を、5回にはマリナーズにリードを与える2ランホームランを放った。それでも、タナカは勝利を手にした。6勝3敗で防御率は3.65となっている」

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