不振脱却で再び安打を積み上げ始めたイチローに「素晴らしい野球選手」

フィリーズ戦途中出場で4試合連続安打

 マーリンズのイチロー外野手が17日(日本時間18日)、敵地でのフィリーズ戦で途中出場し、4試合連続のヒットを放った。7回から守備固めで出場し、9回に中前打をマークした41歳に対し、地元メディアは金字塔の3000本安打達成について「来年の契約次第」と分析している。試合は3-6で敗れた。

 後半戦初戦はベンチスタートとなったイチロー。出番は7回の守備から回ってきた。レフトを守っていたモースに代わり、出場。センターのイエリッチがレフト、ライトのギレスピーがセンターに移り、イチローはライトの守備に就いた。

 そして3-6で迎えた9回1死の場面で打席に立つと、オールスターにも選出されたクローザーのパペルボンが投じた3球目をセンター前に弾き返した。

 メジャー通算安打を2892に伸ばしたレジェンドについて、フィラデルフィアで試合を中継した「コムキャスト・スポーツ・ネット・フィラデルフィア」の実況は「イチローは2892安打になりました。彼は3000本安打を達成することができるでしょうか。それはあと1年契約を与えるチームがあるかどうかでしょう」と冷静に語った。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY