復帰近づく青木宣親 ジャイアンツ監督「80%回復」

フルメニューをこなせる状態に

 右足腓骨の亀裂骨折で故障者リスト(DL)入りしているジャイアンツの青木宣親外野手について、ブルース・ボウチー監督が80パーセント回復としたと明言。フルメニューをこなせる状況となったと地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」が報じている。

 青木は6月20日のドジャース戦で死球を右足首に受け、ギプスと松葉杖でリハビリを続けていたが、順調に回復。打撃練習を再開したとも地元メディアに報じられていた。

 そしてこのほど指揮官は青木の回復ぶりを80パーセントと明言。アスレチック・トレーナーのデイブ・グローシュナー氏は青木についてフルメニューをこなせる状況になったと断言したという。

 青木は公式戦に出られる状況になれば、3日間、マイナーリーグでリハビリ試合に出場することになる予定だと報じられている。

 ジャイアンツは18日(日本時間19日)のダイヤモンドバックス戦で8‐4勝利を飾り、5連勝をマークしたが、同試合でアンドリュー・スサック捕手がDバックス戦4回に三塁打を放った際に右手親指を捻挫し、全治1週間から10日と診断されている。

 故障前には打率、出塁率、盗塁の3部門でリーグ10傑に入っていたリードオフマン青木の復活は昨年のワールドシリーズ覇者にとっても待たれるところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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