日本一連覇へ 圧倒的な戦力誇るホークスに死角はあるのか

松坂が復帰遅れるも、安定感見せる寺原&バンデンハーク

 2カード目に先発するのは武田、寺原隼人、リック・バンデンハークの3枚の見込み。寺原は前半戦途中に1軍昇格を果たすと先発、中継ぎでフル稼働して5勝を挙げた。バンデンハークも5試合の先発で3勝。安定感で言えば、この2人が今の先発陣の中でも1、2を争うだけに、後半戦はローテの柱としても期待される。

 バンデンハークは常時150キロ台の真っすぐを持ち、三振を奪える投手である。ここから2桁10勝に乗せられるだけの力はあるだけに、外国人枠にとらわれず、ローテの軸として投げさせるべきではないか。

 左肘の関節炎症で離脱中の大隣は、早くても復帰は8月以降になりそう。右肩の不調で、リハビリ組に逆戻りとなっている松坂大輔の状態も上がっていない。キャッチボールこそ行っているものの、ブルペンでの投球練習は再開出来ていない。ブルペン投球、実戦登板を経て、1軍に復帰するまでには1か月から2か月程度が必要であることを考えれば、いよいよ、今季中の1軍復帰も微妙な状況になってきている。

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