エンゼルスのホームゲームが20年ぶりに雨天中止の“珍事” 「そりゃ長いね」

晴天が続くアナハイムで1995年以来の雨天中止、サンディエゴと同日に雨天中止は史上3度目

 19日(日本時間20日)にエンゼル・スタジアムで行われる予定だったエンゼルス-レッドソックスの試合が、雨で中止となった。エンゼル・スタジアムがあるアナハイムは1年を通して温暖で、晴天が続く地域として知られており、雨天中止は実に20年ぶりという“珍事”になった。

 この日は珍しくアナハイムで雨が降り続き、試合開始を遅らせて天候の回復を待った。しかし、雨が止むことはなく、外野の芝生部分には水が浮く状態に。グランドキーパーや球団職員らが慣れない手つきで排水作業を行った。

 約3時間待ったが、結局、試合は中止に。4連戦の最終戦が予定されていた20日(日本時間21日)にダブルヘッダーが行われることになった。

 ロサンゼルス・タイムスでエンゼルスの番記者を務めるマイク・ディ・ジョバンナ氏は、ツイッターで「エンゼルス-レッドソックスの試合は雨天中止。月曜日にダブルヘッダー。この20年で初の雨天中止。そりゃ長いね」と報告。エンゼルスは球団公式ツイッターで「最後にエンゼルスのホームゲームが雨天中止になったのは、1995年6月16日のホワイトソックス戦だった」と伝えている。

 また、この日はサンディエゴで行われる予定だったパドレス-ロッキーズの試合も雨天中止。ESPNスタッツ&インフォは「エンゼルスとパドレスのホームゲームが同じ日に雨天中止になったのは史上3度目。他の2日は、1983年4月20日、1975年4月8日だ」とレポート。温暖な西海岸で試合が開催できない珍しい一日となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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