オリックスが延長戦制す 中村は決勝打にも「ミスしちゃったなと…」

エンドランのサインもフライ打ち上げ…、「本当にいいところに落ちてくれました」

 オリックスが26日、福岡で行われたソフトバンク戦に5-1で勝利した。1-1の11回に中村一生外野手のタイムリーで勝ち越しに成功。同一カード3連敗は免れた。

 オリックスは先発の近藤が7回を1安打無失点に抑える好投。しかし、最終回に1-0とリードした状況で登板した平野佳が内川にタイムリーを浴び、1-1で試合は延長に突入した。

 勝負が決したのは11回。1死一塁で打席には途中出場の中村が入った。

 「サインがエンドランだったんですけど、本当にいいところに落ちてくれました」

 試合後、こう振り返った中村。代走の一塁走者・小島がカウント1-0からスタートを切ると、中村の打球はフラフラと上がり、レフトとショートの中間へ。エンドランのサインとあり、セオリーでは転がすことが求められる場面だった。

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