マーリンズ、最強外野陣を“解体”か オズナにトレードの可能性が浮上

インディアンスが興味、地元記者らが伝える

 マーリンズのマルセル・オズナ外野手がインディアンスなどにトレードに出される可能性が急浮上している。地元紙「マイアミ・ヘラルド」のクラーク・スペンサー記者が28日(日本時間29日)に自身のツイッターで現状を伝えるなど、複数メディアが移籍の可能性を報じている。

 24歳の若手外野手は、今季期待されながらも不振によりマイナーに降格。現在3Aで調整中だ。同選手についてスペンサー記者は「マーリンズはオズナを売りに出してはいないが、インディアンスを含む多くのチームが彼について照会している」と報告。一方、マーリンズについても「(インディアンスの本拠地)クリーブランドに投手の視察で、複数のスカウトを派遣している。サラザーかカラスコか」とオズナ放出時の見返りとなるピッチャー陣をチェックしている様子を伝えている。

 同記者は「もしも、マーリンズがオズナをトレードに出せば、大きな見返りを手にできるだろう」とも言及。昨季本塁打王ジャンカルロ・スタントン、ゴールドグラブのクリスチャン・イエリッチとともに、リーグ最強の外野トリオと称されたオズナだが、36打数1安打という不振から6月にマイナーに降格、傘下の3Aニューオリンズ・ゼファーズで調整を命じられている。

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