ジャイアンツにレッズの先発右腕リークが加入 岩隈久志の獲得は消滅!?

若手2選手とのトレードで獲得、岩隈に興味とも報じられていたが…

 ジャイアンツがレッズの先発右腕マイク・リーク投手をトレードで獲得したとMLB公式サイトが報じた。ジャイアンツはマリナーズの岩隈久志投手に興味を持っているとも伝えられていたが、これで世界一球団へのトレードの可能性はほぼ消滅した。

 リークは今季、21試合に先発し、9勝5敗、防御率3.56。昨年まで3年連続で30試合以上に登板している。

 ジャイアンツからは、球団のプロスペクト(若手有望株)リストでナンバーワンにランクしている右腕ケウリー・メラ投手に加え、アダム・デュバル内野手がレッズに移籍するという。

 青木宣親外野手の所属するジャイアンツは、現在、ナ・リーグ西地区で首位ドジャースと0・5ゲーム差の2位。2年連続のワールドシリーズ制覇に向け、好位置につける。リークは、バムガーナー、ケイン、ピービー、ハドソンとともに先発ローテーションを形成すると伝えられている。ただ、ジャイアンツでは、ルーキー右腕ヘストンも好投を続けている。

 MLB公式サイトでは、先発投手の補強を目指していたジャイアンツが岩隈に興味を示しているとも報じられていたが、これで獲得の可能性はほぼなくなった。

 岩隈については、マリナーズのオーナーサイドが残留の希望をチームに伝達したとも報じられている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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