岩隈久志が2つの“MLB無失点記録” 本領発揮の9回途中91球、ストライク76%

初完封目前で同点ソロ被弾も、同一球団相手の42イニング無失点は74年以降で新記録

 マリナーズの岩隈久志投手は2日(日本時間3日)、敵地でのツインズ戦で8回2/3を3安打1失点と快投したものの、3勝目(2敗)はならなかった。ボールを低めに集め、8回まではわずか77球で1安打に抑える完璧なピッチングも、1点リードの9回1死でドジャーに同点ソロを被弾。さらに、2死からマウアーにヒットを浴びたところで降板し、メジャー初完封を逃した。

 岩隈はツインズ相手に無失点記録を続けていたが、42イニングでストップ。しかし、これは1974年以降での新記録であるとMLB公式サイトが報じている。試合は延長11回に3点を勝ち越したマリナーズが4-1で勝利。岩隈は快投で大きく貢献したものの、勝敗はつかなかった。

 MLB公式サイトは、岩隈がツインズ相手に42イニング無失点を記録したことについて、正確な記録が残る1974年以降にデビューした投手では、単一球団相手の最長無失点記録となったことを紹介している。

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