DeNA山崎康が大卒新人最多26S 新人最多Sも視野「誰もが狙える数字ではない」

亜大の先輩・永川勝浩(広島)を抜く新人歴代3位の26S

 DeNAのルーキー山崎康晃投手が4日、ナゴヤドームで行われた中日戦で2点リードの9回に登板。1点を失いながらも後続を切り、5-4の勝利に導いた。積み上げた26セーブは新人歴代3位となり、大卒新人では歴代最多のセーブ数となった。

 決して万全の内容ではなかった。5-3で2点リードの9回からマウンドに上がった山崎。先頭の遠藤に四球を与えると、1死二塁から代打荒木にセンター前へタイムリーヒットを打たれる。ハラハラの展開にもヒーローインタビューで「長丁場なのでなかなか上手くいかないときもある」と答えるなど落ち着いていた右腕は、後続を抑えて試合を締めた。

 この日で今シーズン26セーブ目。山崎と同じく亜細亜大から広島に入団、2003年に25セーブを挙げた永川勝浩を上回り、大卒ルーキーでのシーズン最多セーブを更新した。

 新人最多セーブは中日・与田が1990年に記録した31セーブ。インタビューで「誰もが狙える数字ではありませんし、僕もそこを目標に持っている」と記録更新への意識を明かした山崎。チームは今季残り45試合を残しており、達成のチャンスは十分にありそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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