イチロー、逆転呼ぶ一打も…マ軍敗戦 6戦連続安打&歴代2位カッブまで「5」

2点を追う7回にチャンスを広げる左前打、同点のホームを踏むも…

 マーリンズのイチロー外野手は7日(日本時間8日)、敵地でのブレーブス戦に「6番・ライト」で先発出場し、4打数1安打1得点だった。2点を追う7回にレフト前に運び、6試合連続安打をマーク。チームはそのまま逆転したが、その裏に救援陣が4点を奪われ、3-6で敗れて5連敗となった。

 相手先発テヘランの前に2回は左飛、4回の第2打席は2死一、三塁と先制のチャンスで三邪飛に終わったイチロー。0-2で迎えた7回は無死一塁で打席に入った。

 カウント1-1からチェンジアップを捉え、鮮やかに左前に運ぶ。チャンスを広げ、続くエチャバリアの2点スリーベースで一塁から生還。同点のホームを踏んだ。マーリンズは、さらに2死となってからゴードンが一塁へタイムリー内野安打を放ち、逆転に成功した。

 しかし、その裏に中継ぎ陣が崩れて4失点。あっという間に逆転を許す。

 3点を追う9回、イチローは無死一塁で打席へ。中継ぎ右腕ビスカイーノの速球をレフト線に運んだが、左翼手がダイビングキャッチ。ファインプレーでヒットを阻まれた。

 マーリンズはそのまま3-6で敗戦。厳しい逆転負けで5連敗となった。
 
 イチローは4打数1安打で打率2割4分9厘。日米通算4186安打(日本1278本、メジャー2908本)とし、メジャー歴代2位のヒット数を誇る「球聖」タイ・カッブの4191安打まで5本とした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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