上原浩治、自己最多まで「1」に迫る25Sも…右手首に打球直撃→X線検査

X線検査で骨に異常なし、地元記者に英語で「右手首骨折で今季終了と」ジョークも

 上原はマウンド上で膝に左手をつき、右手をブラブラと振る。その後、心配そうな表情の捕手スワイハートの背中を左手で叩いたが、表情は痛みで歪んでいた。屈み込む守護神の周りに勝利後のナインが集まる。最後はトレーナに付き添われ、苦しそうな顔のままダッグアウトへと下がった。

 地元紙ボストン・グローブのピート・エイブラハム記者は、自身のツイッターでその様子を伝えながら「コウジはもの凄く痛そう。彼が登板すべきではなかった試合で故障するとは本当に残念だ」と速報。さらに、上原がX線検査を受けると報告した後、「コウジに骨折はない」と伝えている。

 また、ESPNのゴードン・エデス記者もX線検査の結果に異常がなかったとツイート。上原が地元記者に対して英語で「右手首骨折で今季終了」とジョークを飛ばす余裕があったと伝えた。また、上原本人もその後、自身のツイッターで「骨折はしてなかった。良かった(^^;;」と安心した様子でつぶやいた。

 試合はレッドソックスが7-2で勝利。打球を腕に受けながらも投ゴロに仕留めて試合を終わらせた上原は、15試合連続セーブ成功。昨季マークした自己最多の26セーブに「1」と迫る今季25セーブとした。防御率は2.23となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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