マリナーズ岩隈、3勝目なるか 7回3失点で勝利投手の権利持って降板
先制許すもマリナーズは一発攻勢で逆転
マリナーズの岩隈久志投手は7日(日本時間8日)、本拠地でのレンジャーズ戦に先発し、7回3失点で勝利投手の権利を持って降板した。
今季10試合目の登板となった岩隈は初回1死からオドールにセンターへヒットを許すも、フィルダーをファーストゴロ、ベルトレをレフトライナーに打ち取る。
しかし2回、2死から秋信守に二塁打を浴びるとアンドラスには死球を与え、一、二塁に。ここでウィルソンが放ったレフト方向への打球に左翼のトランボが飛び込むもキャッチできず、タイムリー二塁打となった。
マリナーズは3回に1点を返したが、岩隈は4回に再びピンチを迎える。先頭のモアランドにライト前ヒットを浴びると、ハミルトンが放ったレフトへの打球をまたもトランボがつかみきれず、連打で一、二塁に。その後、1死一、三塁となったところでワイルドピッチで3失点目を喫した。
しかしマリナーズは5回、先頭のトランボが相手先発のハメルズからソロ弾を放って1点差とすると、6回にはクルーズ、カノと2者連続本塁打で逆転に成功。岩隈も5回以降、ヒット1本に抑える力投で点を与えない。7回を三者凡退に抑えた時点で118球となり、3勝目の権利を持って降板した。
岩隈は7回6安打6奪三振3失点で、クオリティ・スタート(6回以上を自責3以内)となっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count