上原、執念のセーブに称賛の声 打球直撃の右手は骨に異常なしも腫れ上がる

指揮官「とても大きな救援だった」

 レッドソックスの上原浩治投手が7日(日本時間8日)、敵地でのタイガース戦で9回途中に登板。右手首に打球が直撃するアクシデントに見舞われながらもリードを死守し、自己最多に1に迫る25セーブ目をマークした。ESPNは試合後のレントゲン検査の結果、骨に異常がなかったことを速報している。

 5点リードで迎えた9回、レッドソックスはマスターソンが登板したが、1死満塁のピンチを招く。セーブが付く状況となったため、上原が登板し、イグレシアスを三振に仕留めた。

 アクシデントは直後に起こった。続くキンスラーが弾き返した打球に上原が反応。動かした右手首に直撃した。三塁方向に転がったボールをすぐさまつかむと、一塁へ送球。ゲームセットとなった。直後、上原は右手を何度も振るなど痛がる素振りを見せ、トレーナに付き添われながらダッグアウトへと下がった。

 ESPNによると、上原はレントゲン検査を受け、骨に異常はなく、ジョン・ファレル監督は「彼は痛みがあるだろうが、ありがたいことに骨折や亀裂などはなかった。日々様子を見たい。瞬間的にかなり腫れ上がっているけど、どの程度回復するかみていきたい」と説明している。

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