【高校野球】大阪偕星が甲子園初出場で初勝利 16年ぶり出場の比叡山との延長戦制す

延長10回に的場が決勝タイムリー

 第97回全国高校野球選手権大会は第3日が8日、甲子園球場で行われ、強豪ひしめく大阪大会を勝ち抜いて甲子園初出場となった大阪偕星が、1回戦で比叡山(滋賀)に7-3で勝利した。

 初回2死二、三塁から岸の2点タイムリーで先制した大阪偕星だったが、2回、3回と1点ずつを返され同点に追いつかれてしまう。

 しかし、6回に2死二塁から9番的場にタイムリーが生まれ、3-2と勝ち越しに成功。そのまま9回を迎えた。

 勝利目前の大阪偕星だったが、序盤の2失点のみに抑えていたエース・光田が2死二塁のピンチを招くと、代打河合にレフト前への同点タイムリーを浴びてしまう。

 試合は延長に突入。球場は一気に比叡山ムードとなったが、大阪偕星が延長10回にすぐさま反撃。2死から福田、光田の連続ヒットで一、三塁とすると、またも的場が勝ち越しとなるライトへのタイムリーヒット。その後も加点し、この回4得点を奪った。

 その裏は光田が無失点でしのいだ大阪偕星。7-3で勝利し、甲子園初出場で初戦突破となった。

 16年ぶりの出場となった比叡山は、夏の甲子園33年ぶりの勝利を目指したが、9回に追いつくなど粘りを見せながらも延長戦で力尽きた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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