ジャイアンツ戦後のカブス本拠地に爆破予告 球団職員らが一時退避

青木も出場の試合終了後に電話予告、爆弾処理班が出動も「問題は発見されず」

 ジャイアンツの青木宣親外野手が頭部に死球を受けて途中交代した9日(日本時間10日)の敵地カブス戦で、試合終了後にリグレー・フィールドに爆破予告が届き、グラウンドクルーらが退避する事件が起きた。米全国紙「USAトゥデー」が報じている。

 記事によると、カブスが2?0で勝利を収め、シリーズ4戦全勝で終わったジャイアンツ後、リグレー・フィールドに電話で爆破予告が届いたという。球場には爆弾処理班が急行し、グラウンドクルーや取材をしていた報道陣など全員が退去を命じられたとされている。

 地元警察によると、先週もリグレー・フィールドに爆破予告が何度も届いていたが、今回の電話予告は最も真実味が高いとして、警察、爆弾処理班とともに警察犬も動員されたという。

 厳戒態勢が敷かれたが、地元シカゴ警察はその後、ツイッターで「リグレー・フィールドにおける爆破予告の調査は終了しました。問題は発見されず。通常業務を回復します」とリポート。予告は狂言だった可能性が高まっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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