またも悲劇…頭部に死球受けた青木宣親「これが最後であってほしい」

本人は「少し頭痛がする」も「大丈夫」

 地元テレビ局「CSNベイエリア」の実況もこのシーンを衝撃とともに伝えていた。「青木にビーンボールです。ヘルメットの右側を直撃しました。恐ろしい瞬間です。自分で立ち上がって大丈夫だと思っても、気をつけなければいけません。通訳がいます。脳震盪の恐れがありますので、質疑応答や視線の動きのチェックなど手順を踏むことになります」と報じている。

 自力で立ち上がった青木には敵地の観衆からスタンディングオベーションが送られ、実況は「問題ないことを祈るばかりです」と声を絞り出した。

 試合後、地元メデイアの取材に応じた青木は、最初は吐き気もあったことを明かした上で、通訳を介して「今は大丈夫。少し頭痛がする。ビデオを見たけれど、ボールは顔にまっすぐ向かっていた。これが最後の死球であってほしいです」と話したという。ダメージが残らないことを願うしかない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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