巨人は阿部の同点打&堂上満塁弾で逆転勝ち 内海が今季初勝利

内海は5回2/3を投げ4失点も、打線がDeNA三浦を攻略し今季初勝利

 巨人が12日、東京ドームで行われたDeNA戦に8-7で勝利した。4番に入った阿部がタイムリー、代打の堂上が満塁弾を放つなどDeNA三浦を攻略。先発したエース内海が今季3度目の登板で初勝利を挙げた。

 先制したのはDeNA。4回に筒香が右中間への二塁打、続くロペスがセンター前へのタイムリーを放ち、0-1とした。

 しかし、その裏、巨人がすぐさま反撃する。先頭・立岡のヒットなどで1死一、三塁のチャンスを作ると、この日38日ぶりに4番に入った阿部がライトへの同点のタイムリーを放つ。さらに続く長野のライト前へのタイムリーで勝ち越し。アンダーソンの四球を挟み、1死満塁から代打堂上が初球をレフトスタンドへ運ぶ3号グランドスラム。この回6得点で逆転に成功した。

 先発の内海は5回に白崎にレフトへの5号ソロ、6回にも嶺井に右中間フェンス直撃の2点タイムリーを浴び6-4まで追い上げられるも、勝ち投手の権利を持って降板。

 7回にも2死満塁から長野に左中間への2点タイムリーが生まれるなど8-4と突き放した巨人。8回に高木京が筒香にセンターへの16号ソロを浴び、代わったマシソンがバルディリスにレフトへ10号2ランを打たれて8-7と追い上げられるヒヤヒヤの展開も、9回は澤村がリードを守りきり勝利を飾った。

 これで内海に今季待望の1勝目(1敗)が付き、チームは対DeNA戦5連勝。貯金を3に増やした。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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