西武ドラ1高橋光は“連敗ストッパー” 5回4失点もプロ初勝利から2連勝

チーム連敗「4」、ホークス戦連敗「6」でストップ、甲子園沸かせた“先輩”右腕の寺原にリベンジ

 西武のドラフト1位・高橋光成投手が16日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に先発し、プロ2勝目を挙げた。西武は6-4で勝利した。

 強力・ソフトバンク打線を相手に粘った。初回2死二塁で李大浩にプロ初被弾となる右越え26号2ランで先制点を献上。3回2死一、二塁でも、李大浩に甘く入った143キロ直球を中越え2点二塁打とされたが、続く同二塁では松田をフォークで空振り三振に。4回は先頭・中村を四球で歩かせたものの、続く本多を投直併殺に仕留めた。

 5回102球、2奪三振、4四球、4安打4失点で降板すると、2-4の6回に浅村の11号ソロなど4安打3得点で逆転。高橋光に勝利投手の権利が転がり込んできた。直球の最速は146キロだった。

 ソフトバンクには1軍デビューでプロ初黒星を喫した2日以来2度目の対決。デビュー戦に続き、この日も相手先発は寺原だった。ともに高校時代に甲子園を沸かせた右腕同士の投げ合いだったが、13年夏の甲子園で前橋育英高を初出場初優勝に導いた18歳がリベンジした。

 チームの連敗を4で止め、対ソフトバンク戦の連敗も6でストップ。高橋光はプロ初勝利を挙げた9日のオリックス戦(京セラドーム)でもチームの連敗を2で止めていた。レオ軍団期待の黄金ルーキーが“連敗ストッパー“となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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