【高校野球】45年ぶり東海大相模か東北勢初の仙台育英か 名門対決に両校野球部OBも注目

ヤクルト・由規「いけるぞ!仙台育英!!」

 今日20日13時から甲子園球場で行われる第97回全国高校野球選手権大会決勝は、仙台育英(宮城)と東海大相模(神奈川)が激突する。26年ぶりに準決勝を勝ち上がった仙台育英は東北勢初、5年ぶりの東海大相模は1970年大会以来の優勝を目指す。

 名門同士の対戦となった一戦は両校野球部OBも注目。仙台育英出身の西武・星孝典捕手は決勝戦当日に自身のツイッターで「ついに母校が決勝へ進み、今日決勝戦です」と綴り、「天気が気になりますが、ぜひ色々な思いをぶつけて、全国で2校しか味わえない甲子園の決勝を、全力で楽しんでもらいたいです(^^)」とエール。同校出身のヤクルト・由規投手もツイッターで「いけるぞ!仙台育英!! あとひとつ!!」と後輩たちに声援を送っている。

 東海大相模は巨人を率いる原辰徳監督を筆頭に多くのプロ選手を輩出し、現役選手は森野将彦、友永翔太(ともに中日)、菅野智之、大田泰示(ともに巨人)、原拓也、川端崇義、岩崎恭平(いずれもオリックス)、田中広輔(広島)、市川友也(日本ハム)、小林敦(ロッテ)、一二三慎太(阪神)ら11選手。一方の仙台育英は星孝典(西武)、橋本到、矢貫俊之(ともに巨人)、由規、中根佑二(ともにヤクルト)、上林誠知(ソフトバンク)の6選手が現役としてプレーしている。

 プロ注目の左腕・小笠原慎之介、右腕・吉田凌の2枚看板を擁する東海大相模か、エース右腕・佐藤世那、今大会3本塁打の主砲・平沢大河を擁する仙台育英か。注目の対戦は間もなく始まる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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