日本ハム斎藤佑に新たな武器 威力発揮する「新フォーク」の秘密とは?

投球に明らかな違いを生み出した斎藤佑のフォーク

 日本ハムの斎藤佑樹投手が、今季初勝利をかけて22日のオリックス戦(東京D)で先発する。

 今季は4試合に先発したが、まだ白星はなし。復活勝利への武器となるのが「新フォーク」だ。

 前回登板の15日の楽天戦(コボスタ宮城)ではカウント球からフォークを多投。7三振中、フォークで5つを奪い、今季最長の5回2/3を4安打2失点と好投した。復活の兆しを見せた右腕の威力の増したフォークの秘密とは――。チーム関係者に迫った。

 15日の楽天戦で先発マスクをかぶった市川は、斎藤と今季初めてバッテリーを組んだ。プロ6年目の30歳は、そのフォークに明らかな違いを感じていた。

 市川「カウントを取る球と勝負する球と投げ分けも出来ていた。勝負で空振りを取りにいった球には大きな落差があった。(楽天打線は)フォークと分かってても打てていなかったと思う。あれだけフォークを多く投げていたら、さすがに意識すると思いますから」

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