CCサバシアがDL入り ヤンキース監督は今季絶望となる可能性も示唆

今季4勝9敗で防御率5・27と苦しむ左腕

 ヤンキースのCCサバシア投手(35)が右膝の炎症で15日間の故障者リスト(DL)した。これに関し、ジョー・ジラルディ監督は今季絶望となる可能性を示唆している。MLB公式サイトが報じている。

 サバシアは3-4で敗れた23日(日本時間24日)のインディアンス戦の3回2死の場面で異常を訴えてわずか55球で降板。昨年手術を受けて8試合先発に止まったサバシアの古傷である膝の痛みが再発し、MRI検査を受けたという。

 指揮官は記事の中で「彼は遠征には帯同しない。どう感じるのか我々は状況を見守ることになる。遠征から戻ったら彼の状態を確認する。残りのシーズンで登板しない可能性? その可能性はある」とコメントしている。

 左腕は今季4勝9敗で防御率5・27と苦しいシーズンを送っている。3年ぶりのプレーオフを狙う名門は左腕クリス・カプアーノと再契約を結んだが、過去6度のオールスター出場など実績抜群のサバシアの離脱により、先発ローテーションを支える田中将大投手にかかる負担も増えるかもしれない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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