【高校野球】“甲子園組”だけじゃない 「最強高校ジャパン」注目のドラフト候補たち

「最強高校ジャパン」は初の世界一に輝けるか

 もともと高校日本代表チームはどちらかといえば、個人の実力よりも甲子園での成績から実績を重視して選ぶ傾向があり、甲子園に出場できなければ日の丸を背負うことが難しい時代もあった。しかし、近年は夏の地方大会の結果にこだわり過ぎず、「最強の日本代表チームを作る」という方針の下、飛び抜けた実力を持った選手が甲子園不出場でも選ばれるようになった。

 ひと昔前なら甲子園登板経験のない大分商・森下が選ばれることはなかったかもしれないが、時代の変化により、ファンにとっても楽しみな人選が可能になったといえる。

 大阪桐蔭・西谷浩一監督が率いる今大会、チームは26日に史上初の試みとなる大学日本代表チームとの壮行試合(甲子園)を経て、28日の開幕を迎える。「最強の高校ジャパン」が初の世界一を手にできるのか。注目の戦いが幕を開ける。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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