青木宣親は1安打1四球1得点 ジャイアンツはサヨナラ勝ちで3連勝

メジャー最高勝率のカージナルスに勝利

 ジャイアンツの青木宣親外野手は28日(日本時間29日)、本拠地でのカージナルス戦に「1番・レフト」で先発出場し、4打数1安打1四球1得点だった。ジャイアンツは9回にトムリンソンがサヨナラ打を放ち、5-4でメジャー最高勝率のカージナルスを破って3連勝とした。

 青木は初回、相手先発ワカの直球を右中間に運ぶ二塁打を放つ。続くダフィーは四球を選び、無死一、二塁とチャンスを作ったが、後続が倒れて無得点に終わった。

 3回、再び先頭で打席に立った青木は、三塁へ高いバウンドのゴロを転がす。これをサードのカーペンターがエラー。2打席連続で出塁すると、ジャイアンツは1死満塁からバードがセンターへグランドスラムを放った。

 4-0とリードしたジャイアンツだが、先発リークは4回につかまり、モリーナのタイムリーで1点を返される。さらに、2死一塁でピスコッティーがレフトへ強烈なライナーを弾き返す。青木はこれに飛び込んだが、わずかに及ばずに打球は抜けてしまう。タイムリー二塁打となり、カージナルスがさらに2点を返した。

 6回にはリークの暴投で同点。その裏、青木は1死走者なしで投ゴロに倒れた。

 8回、ジャイアンツは1死二、三塁とチャンスを作る。ここで代打・スサックが三振。2死二、三塁となって青木に打席が回った。フルカウントとなると、最後は低めへのチェンジアップを見極めて四球。満塁にチャンスが広がったものの、ダフィーは空振り三振に倒れ、得点を奪えなかった。

 しかし、9回に1死満塁と再び大きなチャンスを作ると、トムリンソンがタイムリー。ジャイアンツが5-4でサヨナラ勝ちした。

 青木は4打数1安打で打率2割9分6厘となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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