【U-18野球W杯】カナダのメジャードラ1主砲が韓国戦で大暴れ 強烈一発も…相手選手“破壊”

倒れこみ、担架で運ばれた朴

 そしてその裏のカナダの攻撃でもラフなプレーは止まらなかった。

 1死から強烈なピッチャー強襲のヒットで出ると、続くポンピーがファーストへのゴロを放つ。一塁手からセカンドベースへボールが渡ると、ここで一塁ランナーだったネイラーが相手ショートで韓国プロ野球でもドラフト上位が期待されている有望株・朴俊泳の脚をめがけて強烈なスラインディング。朴は倒れこみ、担架で運ばれると、次の回に代打を送られベンチへ下がった。

 ラフプレーといえば、第25回大会の日本対アメリカの試合で森友哉(西武)がタックルを受け吹き飛ばされたことが記憶に新しい。

 前日の開会式では、今大会を運営する日本高等学校野球連盟会長の奥島孝康氏が期待することとして、3F(ファイト・フェアプレー・フレンドシップ)を挙げていた。式には各国の選手が出席しており、ネイラーもいたはずだが、相手選手が退場する事態となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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