先発陣不調のヤンキース NYメディアからは黒田博樹の退団を惜しむ声も

NYメディアが特集、PO進出へ「クロダを活用することもできたのに」

 3年ぶりのプレーオフ(PO)進出を目指すヤンキースの本拠地ニューヨークで、今季から広島に復帰した黒田博樹投手の退団を惜しむ声が上がっている。

 今季のヤンキース先発陣は、現地時間28日時点でア・リーグ15チーム中10位の防御率4.30という厳しい成績となっている。ニュージャージー州最大のニュースサイト「NJ.com」は「ヤンキースは日本で(試合を)支配するヒロキ・クロダを活用することもできたのに」と見出しで特集。29日のDeNA戦で右手に打球の直撃を受け、登録抹消の可能性も出ている40歳だが、メジャーでの活躍は今でも人々の脳裏に刻まれているようだ。

「ヒロキ・クロダはヤンキースが恋しいようには見えないが、チームは間違いなく彼を活用できた。40歳の右腕はオフにメジャーから身を引いたが、NPBでは完全に(試合を)支配している」

 記事では、昨季終了後にピンストライプの名門と別れを告げた男気右腕の不在をこのように惜しんでいる。

 黒田は今季、広島で8勝6敗、防御率2.90という成績だが、特集では、オールスターのファン投票でセ・リーグ先発投手部門の1位だったことも紹介しながら、右腕のヤンキースでの活躍ぶりも振り返っている。

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